シティウォークで塩城を紐解こう!

塩城の秋は、高い空に淡い雲が浮かび、風には爽やかな涼しさが混じっている。この街を足で測ってみるにはうってつけの季節だ。この秋は、車の喧騒にしばし別れを告げ、これから紹介するルートで唯一無二のシティウォークに出かけてみてはいかがだろうか。「一河一路」のルートを歩きながら、古今と脈動が混じり溶け合う塩城を感じてみよう。

ルート:塩城市博物館→泰山廟→竹林大飯店→塩城電影院(映画館)→大銅馬(戦士と軍馬の銅像)→新四軍記念館

散策の旅は塩城市博物館からスタートする。敷地に入ると、千年の海塩文明とこの地方の風采・才気が目の前にゆっくりと広がっていく。それはまるで時のトンネルに足を踏み入れたかのようだ。秋の午後、暖かな陽光がガラスを通り抜け、歴史の塵埃を照らしている。すると何を凝視しても過去との対話となる。

門から出てそう遠くないところにあるのが泰山廟だ。ここではレンガや瓦のひとつひとつに新四軍の輝かしい抗戦史の痕跡が記録されている。秋の静けさのなか、革命の先人たちが残した功績に耳を傾けると、あの苦難に満ちた歳月を生き抜いた強靭さと崇高さをさらに深く実感できるだろう。

そのあとは、歩いて竹林大飯店に向かう。ここはただのホテルではない。街の記憶博物館だ。旧式の看板やレトロな物品などがあなたを瞬時にあの温もりに満ちていた年代へと連れ戻してくれる。少しずつ濃さを増す秋の空気のなか、ここを尋ねて懐かしい温もりを探そう。世代に応じてそれぞれ自分だけの共感が触発されるはずだ。

そのすぐあとは、塩城電影院(1956・星劇場)に足を止めよう。1956年に落成したこのランドマークは、かつて一世代上の塩城の人々の光と影に関する美しい記憶を集めた場所だ。現在、ここは「1956・星劇場」という新たに生まれ変わった姿で、過去と未来をつなぐ文化の絆となっている。秋空が高く空気すがすがしい季節、ここに足を踏み入れて新劇を鑑賞したり、あるいは民謡の弾き語りを聴いたりすれば、この歴史的空間が現代という時代において、まったく新しい活力を発散しているのを感じることができる。

つづいては、塩城のランドマークである大銅馬を尋ねる。ここでは高く澄み切った空、爽やかな空気のなか、戦士の勇ましい姿がますます引き立っている。背中に太刀を背負い、手綱をきつく握って戦馬にまたがり、頭をもたげ前を向いたその姿は、今にも戦場に駆けつけんとしているかのようだ。足を止めてその姿をじっと眺めれば、あの時空を越える、街の魂を生み出した英雄の気概を深く感じることができるはずだ。

旅の最後は、庄厳粛穆の新四軍記念館だ。国家一級博物館であるここは、万にも上る文物、資料、書画が収蔵されていて、鉄軍の輝かしい征途について、静かながらも力強く伝えている。天高く遠くまで澄み渡った秋、ここであの戦いの歳月を思い返せば、歴史の重みと平和の尊さがさらに実感でき、このシティウォークにずっしりと重い意義を与えてくれる。

 

まさに絶好の秋景色が広がり、しっとりとした微風が吹く今、この心込めてデザインされたルートには重厚な歳月が沈殿している。この秋は友達を誘ってシティウォークに出て、唯一無二の塩城を集めてみよう。